紫蘇(シソ)

紫色の葉が魚を蘇らせる」

シソは「紫色の葉が魚を蘇らせる」という意味よりその名が与えられ、古くから魚肉などによる中毒の解毒、殺菌、防腐といった目的に用いられてきました。
現在でも刺身のつまにシソを添えるのは、生魚の中毒を防ぐという先人の知恵が生かされているといえます。

シ ソは漢方で繁用される生薬であるとともに、東洋諸国では食品香味料として広く用いられ、日本においても、薬用としてよりも天然着色香味料としての需要がは るかに多いといわれ、日本のピクルスである「梅干し」の着色などに使われています。また、シソの独特の強い香りは日本料理には欠かせないもので、薬味とし て、またその色鮮やかさから、料理の色どりの上からも貴重な役割を果たしています。さらにシソは添え物としてだけではなく、栄養的にも、ビタミンA、 B1、B2、C、E、カルシウム、鉄、アミノ酸などを豊富に含み、中でもカロチンは野菜の中では最高の含有量を誇っています。

シソは古くより漢方の重要な生薬として位置づけられ、咽喉部の異常感を改善する方剤や、体力低下時の風邪症候群や精神神経症状(特に頭痛)を改善する方剤など種々の漢方処方に用いられてきました。

化粧品では、炎症に対する効果、アレルギーに対する効果などが期待できます。

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