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お悩み別美容成分

UVケア・紫外線対策に効果的な美容成分

   
 紫外線に長年肌をさらしていることで紫外線そのものや紫外線によって発生する活性酸素が細胞を攻撃(酸化)することによって、本来の機能が働かなくなり、皮膚の老化現象が早く進むことを光老化といいます。表皮では、角化細胞(ケラチノサイト)や色素細胞(メラノサイト)が損傷を受けたり、細胞が生み出される基底細胞で核の遺伝子が損傷されて、正常な細胞が作られなくなったりし、荒れ肌になります。真皮では、皮膚にハリや弾力を与えているエラスチン線維が変性し、またコラーゲン線維の著しい減尐も起こり、皮膚の老化を進め、シワを深くしてしまいます。

ちなみに、もともと体には、活性酸素を抑制する酵素を持っていますが、加齢とともにこれらの酵素が減尐し、能力も衰えます。そのため、老化すると肌にシミやシワができてしまうのです。
UVケアのためには、紫外線を吸収する成分や、活性酸素を抑制する酵素と同様の作用を持つ成分、基底細胞を守る成分、コラーゲン、エラスチンなどを保護する成分、紫外線によるDNAの損傷を修復する成分などを取り入れると効果的です。
 
   

<抗炎症対策>                                                 <酸化傷害対策>           <免疫機能の低下の対策>
UVケア

   
 

抗炎症対策


~NF-κB阻害~
NF-κB(Nuclear Factor-kappa B)の過剰な活性を抑えます。
NF-κBは、「転写因子」のひとつで、遺伝子の機能を発 現させる “鍵”となります。遺伝子が必要となる場所や量、そしてその機能においてのみNF-κBがロックを解除しますが、炎症など細胞が異常な状態に陥ると、 NF-κBが過剰に活性化され、必要のない遺伝子までもが発現してしまいます。遺伝子の過剰発現は、リウマチや乾癬など様々な症状につながることが報告されています。


アーティチョーク葉エキス(アーチチョーク葉エキス)

artiアーティチョークは地中海やアフリカ北部を原産とするキク科の植物で、初夏にアザミに似た紫色の大輪の花を咲かせます。
この花が開く前の花芽の部分が主に食材として使われているが、欧州では葉もサラダやハーブティーとして親しまれています。

このアーティチョークの葉に含まれる苦味成分「シナロピクリン」に、毛穴の目立ちを改善する効果が発見され注目を集めています。
この効果は、紫外線の害から遺伝子スイッチの暴走を抑え、肌を守る新しいメカニズムであり、肌のメラニン色素の働きを抑える効果や毛穴を目立たなくする効果が期待できます。
この「シナロピクリン」は茎や花芽などにも含まれていますが、葉に一番多いことがわかっています。




~基底膜保護~
紫外線によるダメージから基底膜を保護します。
基底膜は主にIV型コラーゲンで出来ています。紫外線によって生じるトリプターゼという酵素には、その破壊と分解酵素を活性化する働きがあることが報告されています。


ヒメフウロエキス

himehuuro

 
ヒメフウロエキスはフウロソウ科フウロソウ属のヒメフウロ(姫風露)の全草から得られたエキスです。
フウロソウ属は温帯を中心に全世界に約300種、日本に12種が分布し、日本で代表的なものはゲンノショウコで、ゲンノショウコのことをフウロソウと呼ぶこともあります。

ヒ メフウロは高さ20-40cmくらいで分岐が多く、茎も葉もせん毛に覆われ、通常薄緑色ですが次第に赤くなります。独特のにおいがあり、そのにおいから塩 焼草(しおやきそう)ともよばれています。全草を薬用部分とし、猫脚印(びょうきゃくいん)とも呼ばれ、収れん作用や弱い利尿作用、止血、粘液分泌抑制、 治癒促進作用が知られています。

シワなどの光老化が見られる皮膚では、紫外線が普段からあたらない部位と比較して“トリプターゼ”が非常に多く発現していることが報 告されています。紫外線を浴びて著しく増加したトリプターゼは皮膚の老化を導くと考えられています。 ヒメフウロエキスは、トリプターゼの働きを阻害することによって基底膜を保護し、皮膚を光老化から保護する効果があると期待されています。




~表皮肥厚抑制~
表皮が厚くなることを抑えます。
紫外線により表皮が厚くなる現象(肥厚)を抑制します。


オウゴンエキス

ougon3オウゴン(黄芩)は、コガネバナの根の周皮を除き乾燥したものです。和名のコガネバナは、根の色が黄金色をしているところから名付けられたといいます。
オウゴンは漢方処方に配合されている重要な生薬のひとつで、漢方では消炎、充血、発熱を伴う頭痛、腰痛、嘔吐、下痢、胃炎、腸炎などに応用されています。

化粧品原料としては、環境ストレスによるAhR-CYPシグナルを抑制し、皮膚の老化を防ぐ効果が期待できます。
そのほか、SOD様作用、抗炎症作用、美白作用、抗男性ホルモン作用なども報告されています。





~抗炎症~
炎症を抑える作用です。
紫外線によって生じる炎症性物質には、メラニンを作り出す指令となるものがあります。炎症を抑えることにより、過剰なメラニン生成を抑制する作用が期待されます。


サクラ葉エキス

ソメイヨシノ桜の歴史は古く、平安時代以前から山桜を鑑賞していたとされています。持統天皇が花見のために桜の名所である吉野山を訪れたことが日本書紀に記載され、また、日本最古の史書である古事記にも桜に関する記述を見ることができます。

江戸時代後期には品種改良により多くの桜が生まれ、今では桜の代名詞となったソメイヨシノもこの頃に誕生しました。ソメイヨシノは元々吉野桜という名でしたが、奈良の吉野山に咲く山桜と区別するために、植栽が始められた染井村の地名を加え、染井吉野と呼ばれるようになりました。

日本のサクラには、10種類ほどの自然種を基本として、数百種の野生品種や栽培品種があるとされています。

樹皮は桜皮と呼ばれ、日本の民間薬として解毒、鎮咳薬、去痰剤、腫れ物、蕁麻疹などに利用されています。また、花は塩漬にし桜湯として祝い事に、葉は桜餅を包むのに利用されてきました。

サクラの葉にはイソフラボンのプルネチン、フラボノイドなどが含まれています。
化粧品の原料ではソメイヨシノの葉が使われ、肌荒れ改善、抗炎症、美白作用が報告されています。


ニーム葉エキス

ニームの葉メリアアザジラクタ(ニーム)は、インド、南アジア、アフリカ、中南米などの熱帯地方に自生、栽培されるセンダン科の常緑樹で、成長すると15mから20mに達します。

白 く小さな花が咲き、その花はジャスミンにも似た非常に甘い香りがします。実は黄色から緑色で、色や大きさはオリーブに似ています。 ニームは葉、樹皮、枝、種子などほとんどの部位に薬効があるとされ、特にインドの伝承医学・アーユルヴェーダでは“奇跡の木”と呼ばれる万能薬です。

また「村の薬局」とも呼ばれ、生活に欠かすことのできない植物となっています。 メリアアザジラクタエキスは、強い美白作用と抗炎症作用を有しています。
メリアアザジラクタエキスは(メリアアザジラクタ葉エキス、メリアアザディラクタ葉エキス)とも呼ばれます。


 
 
   



シア脂

種子に含まれる豊富な脂質が紫外線を吸収する

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 シア脂は、中央アフリカに広く分布するシアの種子から抽出された脂肪です。

シアは、高さが15mほどに成長する高木で、珪酸性の粘土質の土壌によく育ち、幹は直径が1mに及びます。果実は6~7月に収穫され、果肉から種子を取り出し数ヶ月間乾燥後、シア脂の出発原料として用います。

種子中には、総脂質量が34~57%程度含まれており、油用剤としての効果と同時に紫外線吸収作用を持つことが知られています。
 
 
   




ユキノシタエキス

DNA損傷の修復を促進し、細胞の突然変異を防ぐ

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 ユキノシタは漢名を虎耳草と呼ばれるユキノシタ科の多年草で、茎の上部に多数の白色の花が円すい花序となって開くため、その花を雪にたとえ、その下に緑色の葉が見える様子を表現して「雪の下」と名づけられたと考えられています。

ユキノシタエキスには紫外線によってもたらされるDNA損傷の修復を促進し、細胞の突然変異を防ぐ作用が確認されています。