
敏感肌に最適な美容成分
| 皮膚に接触する化粧品、紫外線などいろいろな刺激に対して、敏感に反応するかぶれやすい肌のことを敏感肌といいます。特に季節の変わり目や生理前などの体調の変化に伴って一時的に敏感状態になることもあります。その際には、十分な保湿・保護対策や、乾燥対策、紫外線対策を行い、外部の刺激から肌を守る必要があります。 | ||
<敏感肌対策とメカニズム>

敏感肌対策①水分損失抑制体内から水分が失われることを抑える作用です。 体内から角層を通じ、無自覚に蒸散する水分量を経表皮水分蒸散量(transepidermal water loss)といい、皮膚のバリア機能を反映する指標として用いられます。 ②NMF産生促進 NMF(天然保湿因子)の産生を促進させる作用です。 NMF(Natural Moisturizing Factor)は、天然保湿因子(または、自然保湿因子)といい、皮膚にある保湿成分です。主な成分は、アミノ酸類、ピロリドンカルボン酸(およびその塩)、尿素、ミネラル塩類、有機酸(およびその塩)などです。 ③角層はく離正常化 角質のはく離を正常化します。 角化が不十分な状態を角化不全といい、バリア機能が低下している肌にみられます。細胞が規則正しく並び、多重層にはく離しない状態へ正常化することで、角化不全が改善していると考えられます。 ④角質細胞成熟 角質細胞の成熟化を促します。 角化不全(角化が不十分な状態)の細胞は未成熟な状態です。未成熟な状態では、角質層において細胞の接着因子と考えられる微絨毛(びじゅうもう)様突起の残存、またインボルクリンやCE(コーニファイドエンベロープ)と呼ばれるタンパク質の減少がみられます。 ⑤NF-κB阻害 NF-κB(Nuclear Factor-kappa B)の過剰な活性を抑えます。 NF-κBは、「転写因子」のひとつで、遺伝子の機能を発現させる “鍵”となります。遺伝子が必要となる場所や量、そしてその機能においてのみNF-κBがロックを解除しますが、炎症など細胞が異常な状態に陥ると、NF-κBが過剰に活性化され、必要のない遺伝子までもが発現してしまいます。遺伝子の過剰発現は、リウマチや乾癬など様々な症状につながることが報告されています。 ⑥抗炎症 赤くなる、腫れ上がるなどの炎症を抑える作用です。 ⑦表皮ヒアルロン酸産生促進 表皮のヒアルロン酸産生を促進する作用です。 ヒアルロン酸は、真皮に多く存在し、コラーゲンとエラスチンの網目構造の隙間を埋めています。真皮の線維芽細胞のほか、表皮細胞でも作られます。 ⑧セラミド保護 セラミドを保護する作用です。 セラミドは、角質層にある細胞間脂質という脂質の約40~65%を占めています。乾燥や外部からの異物などから皮膚を守るバリアとしての機能があります。 ⑨セラミド産生促進 セラミド産生を促進させる作用です。 ⑩メディエーター抑制(表皮細胞) 表皮細胞からのメディエーター(伝達物質)を抑えます。主な表皮細胞からの伝達物質は、IL-1(インターロイキン1)、アラキドン酸、エンドセリンなどがあります。 ⑪メディエーター抑制(肥満細胞) 肥満細胞からのメディエーター(伝達物質)を抑えます。主な肥満細胞からの伝達物質は、ヒスタミン、プロスタグランジンなどがあります。肥満細胞は、マスト細胞とも呼ばれ、炎症や免疫反応などの生体防御機構に重要な役割を持ちます。 | ||
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