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ダイズエキス(フラボステロン)

   
 ダイズは中国大陸原産で、世界的に広く栽培されています。中国では約5000年前より栽培されていたといわれ、日本でも縄文時代の遺跡より見つかっています。ヨーロッパには18世紀になってから、アメリカには19世紀に伝わり、20世紀になって爆発的に広まりました。

草丈約60cm、茎は直立し全体に淡褐色の粗毛をもっています。夏に葉の付け根から短い穂を出し、2-30個の白、紫、淡紅色の花をつけます。開花後、長さ約5cmの扁平な豆果をつけ、中に2-4個の種子が入ります。

ダイズは古代からの貴重な栄養源で、10世紀の《医心方》食養篇では五穀中、「胡麻」の次にあげています。煮汁を服用すれば全ての毒を去るといい、食中毒、薬害、産後の病気やむくみを除き、胃腸を整え鬱血を散らし、不老長寿の錠剤にも使われているようです。
 
   


大豆1
大豆2daizu 

 

   
 

女性ホルモン様作用“イソフラボン”を含む

   
 ダイズエキスに高濃度に含まれている“イソフラボン”は、ダイズやクズ、アルファルファなどに含まれている植物成分です。

一方、エストロゲンはステロイド骨格を持つ女性ホルモンの一種で、体内で微量に作られ、子宮や乳腺などに作用します。また、皮膚においては繊維芽細胞に働きかけ、ヒアルロン酸やコラーゲンの合成を活性化したり、骨の代謝を抑制し、骨粗しょう症を防いでいます。更年期にはいると、エストロゲンをはじめとする女性ホルモンの分泌量が低下します。その結果、骨密度が低下したり、皮膚においてはヒアルロン酸、コラーゲンの合成量が低下し、肌の弾力性は失われ、潤いやハリのない肌になっていきます。
 
“イソフラボン”は、このエストロゲンに似た化学構造をもち、エストロゲンほどの強い作用はありませんが、類似した女性ホルモン様作用を持っています。これより、イソフラボンは「フィトエストロゲン」とも呼ばれ、エストロゲンの代替として盛んに研究が行われるようになってきました。
 
日本人の女性の更年期障害が欧米人に比べると比較的軽微であるのは、大豆食品によるイソフラボンの摂取が、更年期の急激なホルモンパランスの崩れを緩和しているためであると考えられています。

エストロゲンはこのほか、男性ホルモンと拮抗的に働くため、男性ホルモンの過剰によって引き起こされる前頭部の薄毛や座そうに対する処方にも使われています。イソフラボンのエストロゲン様作用はこのような点に対する効果も期待されます。

 そのほか、ダイズエキスには強いメラニン生成抑制効果が確認され、シミなど肌の色素沈着を防ぐ効果も期待されます。